2020年1月 8日 (水)

ビンディング取り付けねじの錆

先日知り合いが板の剥離を見てほしいというので

確認した所、通常のソールの剥がれではなくトップ側の剥離が確認できました。

トップ側の剥離って珍しいのでよく見てみたところ心材までボロボロで

手の施しようのない状態、ソール側の単純剥離なら何回も補修して

年単位で使った経験が有るのですがこれは対処できませんでした。

板はATOMICの板で2シーズン目でした、とりあえず現状確認の為

ビンディングを外したのですがネジのトルクもかかっていない状態

でっ、ここからが本題なのですが

ネジが全部錆びてるんです、板に入ってる部分が、それも全部

この症状ってどこから侵入してるのかいつも不思議なのですが

心材への水分の侵入が原因で心材部分から剥離するって実はよくあるんですよね

水分の侵入経路で考えられるのが板のサイド部分にできた小さい剥離か

接着不良でそこから侵入した水分の影響で心材が侵され

ネジにも錆を発生させて心材・ネジ共に膨張、その内部からの圧力で

剥離するって感じなのですが、ネジの錆が先に発生、すなわちネジ部分からの

水分の侵入の可能性も否定できません。

私の管理している板は基本的にすべて全バラしして防水加工しているので

この様な事になった事が無いのですがメーカー品そのままの場合しばし

ネジ部からの水分侵入と思われる痕跡が見られることが有ります。

2年目の板でネジが錆びてるってことはもしかすると元々防水が出来ていなかった

可能性も考えられえます、ネジの錆ですが案外致命的な破壊を伴います。

防水、ちゃんとやってほしいですね。

 

雨。。

今外は土砂降りの雨、、

1年で一番寒くなるはずの今なぜか雨

ここは標高1400㎜の高地、でも雨

200m上がった所に有るスキー場も雨

最近まじでやばいのか以前だったら大騒ぎしていた

TVも異常気象なんて事も言わなくなりました、

マスコミが騒がなくなってからがやばいとおっ持ってましたがマジやばいかも。

ここまで暖かいと生態系もやばいです、

あったか過ぎて木も動物もうまく生きられなくなります、

寒くなり切れないで中途半端に気温が高いのが一番やばい

やばいですね

 

2020年1月 2日 (木)

ビンディング取り付け・調整。。。。。

日本の業界ではビンディングの取り付け・調整は『S-B-B認定整備技術者』が行う事になっています。
『S-B-B認定整備技術者』とは国内でビンディング販売を行っている
7社合同開催による『S-B-B認定整備技術者セミナー』を受講した技術者です。
ただしこの講習は誰でも受けられるわけではなく
『このセミナーは「日本スキー産業振興協会」が主催する、スキーヤーの安全を守るために正しいビンディングの取付け・調整技術を習得することを目的とした技術セミナーです。対象は、JSP会員企業と取引のある全国のスキー用品取扱い販売店・代理店の正社員で、ビンディングの取付け・調整に関わる方。レンタルスキーショップなどで取付け・調整・貸出に関わる方。スキースクールの責任者または常任講師の方です。』
と説明にある様に基本的に業界にかかわる正社員の方に限られます。
『※ 一般の消費者、スキーヤーの方は、受講できませんので、あらかじめご了承ください。
※ 研究目的の受講も可能です。』
と有る様に私の様な一般ユーザーはなかなか受けることはできません、研究目的って良く解らないし。。。。。
余談ですがこれを守ってるってことはスキー場のレンタルコーナーの調整にかかわる係の人は
全員正社員でこの資格を持っていることになる?
私の知る限りレンタルコーナーはバイトが多いようですが・・・・・
話はそれましたが業界としてプロ以外はビンディングを取り付け・ 調整する事は推奨されていませんし
取り付け・ 調整した場合PL法やメーカー保証の対象から外れることになります(多分)。
ここからは本題(愚痴?)なのですが
長年スキーをやっていると多数の道具を見る機会があり
その中でビンディングに関しては『S-B-B認定整備技術者』の方々の
行った仕事で酷い状態の物をさんざん見てきました。
ブーツセンターがあっていない
スキーに対しての左右方向のセンターがあっていない
前圧があってない
解放値があっていない
取り付けが間違っていて部品が浮いている
ネジのトルクが弱く緩んでいる
ネジのトルクが強すぎてネジを山をなめている
つま先側のコバ高さに応じた高さ調整不良でサイドに開放しにくい
ネジが防水が悪くネジが錆びて結果的に板の剥離の原因になっている。
ets
思い出したらキリがありません
『S-B-B認定整備技術者』の仕事ってこんなものか・・・・・って感じてしまいます。
業界も業界で囲って資格制にして仕切って金取ってやって行くならど~にかしてほしいです。
先ほども書きましただスキー場のレンタルコーナーなんてバイトがやってるし
資格持ってるとも思えない、こんな状況でいいのでしょかね?
なので私はうちに来たスキー板は基本的に、全部ばらして確認して再調整しています(あくまでも自己責任です)
その時不具合を見つける事も有ります。
ビンディングはケガに直結する部分です、資格者のいるショップで調整したからOKなんて
私は・・・・・・・・あとは自己判断ですけどね
実際競技を行うと解放値に関しては必ずと言っていいほど規格外に調整しますし
そんな調整は資格者の方は行ってくれませんので自己責任で自分で行う必要があります
一般人は『S-B-B認定整備技術者セミナー』を受ける事が出来ないので
競技を行っている人たちは正しい調整方法を知らないで調整を行うしかないです
なんだかなーです。

ATOMIC VS MARKERその3

両社プレートのネジ取り付け位置の比較

 Img_7151

全体でこんな感じ

Img_7150

つま先側

 Img_7149

かかと側

AがATOMIC

Mがマーカー

比べると歴然ですがマーカーの方がセンターによってます

ここら辺は設計思想の問題だと思うんですが取り付け位置がセンターより名だけでなく

各取り付けスパン(間隔)もマーカーの方が狭いです。

ATOMICのように外側に振ると板を踏む力は板全体を踏む方向に

マーカーの様にセンター側に振ると板を踏む力はセンターに近い所に集中して

板が広い範囲で自由にたわむことができます。

板が長かった時代やRが小さく板が自分でたわんで曲がって行くにはATOMICの様に

なるべく外側に力を分散させて行く方が良かったのですが

今のR規制や振り量の多いセットに対応しようとすると板のたわみをいかに多く出して行くかが

勝負となって行きます。

特にSLの様にターン弧をできるだけ小さくしたい場合は特にいかに多くたわませるかは重要です

この場合マーカーの方が確実に有利になると思われます。

実際ATOMICの板にマーカープレートを付けた場合、

Img_4957  

ATOMICのプレートを使用している場合に比べ

画像などを解析すると非常に素直にたわみが出るよになり、知り合いのコーチも

違う板の様に曲がると驚いていました。

事SLに関してはマーカーのプレートの方がアドバンテージがあるようです。

ヒルシャーが使っていたのも理解できます。

 

ATOMIC VS MARKERその2

重量について

ATOMICの最新一体型(X12)

1535g

MARKERのCOMP14 

1620g

MARKERは解放値14のモデルなので12にすると少し軽くなると思いますが

ATOMICは流石に一体化の恩恵か85g軽いです

ATOMICでもワンタッチでサイズ変更できる型にレース用プレートの場合

1930g

ですから最新型はほんとに軽くなっています。

軽くはなっているのですが最新型は失ったものが多すぎるようですが・・・・・・

2019年12月14日 (土)

エクササイズ

やっと雪上練習も始まり

各チーム色んな練習をしてるなーって思う今日この頃

でも、そのエクササイズ間違ってますから、、、

ってのやってるチームを時々見ます。

大体小学生の低学年に大人と同じエクササイズをしているって・・・・

スキーのエクササイズってやり方によっては変な滑りを助長する場合も多々あるので

注意が必要ですよね、本来の意味も考えずに見たり聞きかじった程度で行うとケガの元

変な癖ついて終わりです、小学生なんて後傾だけ気を付けてあとはひたすらカービングで

滑るだけで上手くなると思います、

大体いろいろ言ったって頭を使って体を動かすのって小学生の頃は出来ないらしい(って聞いたことあります)です

考えてその通り自由に体を動かすのって案外成長していないとできないそうです。

なのでいろいろ言っても無駄かと思います。。

ただ、お金を取って教えているコーチや教えたがりの地元のオヤジなんかは

とにかく教えたがります、その中でエクササイズ、、それも本来の意味も分かってない。。

教えれば教えるほど基本的な滑りからかけ離れて行く、そんな指導がまかり通っているのが現状です。

ただ、コーチによって適切な指導の中でエクササイズを行っている場合もあるので一概には言えませんが

コーチ選びって難しいです。。

2019年12月 9日 (月)

ATOMIC VS MARKER

ATOMIC VS MARKER

なんて書くと大そうですが用はプレートビンディング周りの比較です。
前にも書きましたが去年限りで引退したヒルシャーはATOMICサポートの選手でしたが
SLではプレート・ビンディングはMARKERを使用していました。
みんな知ってる内緒の話みたいな感じで、滑り終わるとスタッフが板を交換して
しまうのでなかなかはっきり見る事は出来ませんが滑っている時の画像を確認すると良く解ります。
なんでWCトップ選手がそんなことするのか(トップ選手だからできたって話もある)
疑問でしたが、MARKERの特にCOMP系は新しいXCELL系が出て来ても使用する人がいて
ついにはメーカーもXCELLなのにCOMP使用みたいな選手用ビンディングを来期から
展開してくるようです。
また話はそれてしまいましたがまずはプレートの比較
Img_4007_20191207092501
ATOMICはビンディングパーツが一体ですので厳密にはプレート単体ではないです。
外して並べて比較すると一目瞭然なのですがATOMICにはサイズ調整機構が
MARKERには油圧ダンパーがセンター付近にあります
又、固定するネジの置が違います、
ATOMICに対してMARKERは非常に重心位置に近い位置に固定するネジが配置されています
形状的になのですが、MARKERは全体的にフラットで幅にも変化がないのに比べ
ATOMICはビンディングの部分の為凹凸が激しくサイズ調整機構とブレーキの間で
くびれがあり幅方向も変化がかなりあります。
プレート単体で手であおってみるとMARKERは全体的にたわむのに対し
ATOMICはくびれの部分でたわむというより曲がります。
この時点で・・・・・・・・・
固定部に関してはATOMICは円形の金属パーツと樹脂の取り合わせ
MARKERはヒール側が角型の金属パーツと受け側も金属を使用し
つま先側はベースを板に取り付けてベースの金属のスライドパーツとプレート側の
樹脂のレールの取り合わせ、さらにはヒール・つま先両側ともに
基礎やSL・GS・SG・DHなどの用途に合わせてカスタマイズできます
この辺んは純粋にレース用プレートと言う事でしょうか?
さらにATOMICはネジ部に位置合わせの突起も存在します。
やっぱATOMICはコストを考えたレンタルビンディングですね。

2019年11月27日 (水)

ATOMIC レーシングプレート(RACE INTERFACE)チューニング

ATOMIC レーシングプレート(RACE INTERFACE)チューニング
前にも書きましたがつるし(売っているまま)の状態だとちょっと・・・・・って部分があります
なのでその部分をチューニングしたほうが良い場合があります
RACE INTERFACEは2016年に登場したプレートで当時はダブルデッキでしたが
今はサーボテックに進化?してActive Race Interfaceに代わりSLモデルはFlex Interface
なんて表記になっていますが構造・動きなどは2016のRACE INTERFACEを継承したもので
問題も引きずっているようです。
RACE INTERFACEは前のモデルに比べカタログ表記で4㎜低く設定されており
これによりディスタンスプレートでの設定の幅を増やしカスタマイズしやすくしています。
又、固定部分と可動部の設定変更によりたわむ際のプレートの動きが以前のモデルと異なります。
ちなみにこの固定方法はマーカーのプレートと同じ方向性でマーカーを後追いしている感があります
これはプレートに限らずMOD系に見られる取り付け位置変更もマーカーを意識したもので
この辺りもマーカーが先行している感があります。
話はそれましたがRACE INTERFACEの問題点ですがネジ穴部及びネジ部のプレート下に取り付けてある
金属プレート(外すとコの字型)の取り付け部分に組み立て時に位置決めするためと思われる
穴部には直径0.8㎜長さ2㎜程度のピン状のモールド、
金属プレート取り付け部には直径1.0㎜高さ0.5㎜程度の突起が存在します、
穴部は外からも良く見えますのですぐに確認できます取る付け状態でも見える
Img_6376
取り外して見たところ
Img_6385
金属プレート部
Img_6386
金属プレートを取り外した状態、一方向は取れかかっている突起があり残った部分がわかる
Img_6388
こちらは突起が完全に残っている状態
Img_6390 
金属プレート取り付け部にある突起はプレート自体を外さないと見えないので通常確認することは
出来ません、両者共に取り付けるボルト及び金属プレートを正規の位置に固定することができ
作業の効率化にはとても役に立つ構造となっています。
しかしこの存在が実際の使用でどの様になるかと言うとそのまま残っていればネジ及び金属プレートの
動きを阻害しますからプレート自体の撓みを阻害することになります、それでは困るので
使用しているうちに折れたり削れたりすることによって撓みに影響が出ないような仕組みになっています
気になる人はこの辺で『なんかやだなー』って感じるはずなのですが使用によって本来の機能が生まれる
さらに言えば使用状況によってはいつまでたっても変わらない場合があるのではないかといった懸念です
又、何台かの板を分解してきた経験からすると折れたピンがその場に残って挟まり動きを阻害している
場合が見られたことや、金属プレートの部の突起は削れているのですがごくわずかに根元部分が残り
動きを阻害している板を確認したことがあります、
ごく微細な事なのですが板が撓むことによって
プレートがスライドする量はごく僅かで、その力も案外大きなものではないようなので
この僅かな残りやピンの影響は案外無視できない所ですし、何より気にする人は気持ち悪い事だと思います。
なのでこの不要部分を完全に取り除きスムーズにプレートがスライドできるようにします。
Img_6397Img_6395_20191127101901   
この様に完全にフラットに仕上げ取る付けた部品がスムーズに動くようにすることにより
組み立てた際、この作業を行った板とそうでない板はあおった際にわかるほどの違いを感じる事があります。

2019年10月 8日 (火)

オーバーカント

昔、バイクのキャブセッティングをしていた頃の話ですが

セッティングは大幅に振らないと最良がわからないと教わりました。

スキーのカント調整についても大幅に振りたかったのですが

思ったより癖のある足だったらしくオーバーまでは行けませんでした、

しかし今回新たにカントを増やしやっとオーバー状態となりました、

オーバーカントまで振ってみて初めて判ったことがあります

アンダーからオーバーへ行くと

アンダー状態では切り返しからのエッジのかかりが悪いので

谷回りで板がずれて行くのでたわみが遅く山回りまで回しこまないとダメで

結果的に切り返しが遅くなる、

オーバー状態では谷回りからエッジがかかり奇麗にカービングして行くが

エッジが強く効いているので板のコントロールが効きにくく

板のカーブなりのターンになり、エッジの効いている期間が長く

ターン後半が間延びして切り返しが遅くなる、

オーバーもアンダーも理由は違うけれど結果的に切り返しが遅くなり

ゲート内で速く滑る事は出来ません。

しかし、色々やってみないと判らないものでやるだけの価値はあると思いました。

 

 

2019年10月 6日 (日)

ATOMIC SL 魔改造

NEOX系の事を色々書いて

なんだかなーって感じになって

でも、ATOMICの板がうちに有って

でっ

 Img_4957  

2本のSL板のプレート及びビンディングを変更

魔改造ってやつですね、色々とテストもしたので

結果はまた今度。。

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